『ダム湖巡り』 序での ”千本滝”見学は遊歩道崩壊で滝見は諦めた。
大美谷ダム(ウィキペディアから抜粋)
大美谷ダム(おおみだにダム)は、徳島県那賀郡那賀町、那賀川水系の大美谷川に建設されたダム。 高さ31.5mのアーチ式コンクリートダムで、四国電力のダムである。 四国電力の広野発電所のダムで、徳島県那賀郡那賀町の那賀川水系・坂州木頭川の支流である大美谷川に位置する。 着工は1958年(昭和33年)で、1968年(昭和43年)に運営が開始される。
大美谷ダム見学
おおみだにダムけんがく
Road Map :国道193号線の追立ダムの少し下流側から北から東に向
かう大美谷川の道に入る。
Route Map:大美谷ダム湖には周回路は無いが、ダムの少し上流側に
左岸に渡る橋があった。
千本滝(落差25m)
大美谷ダム見物
四国の四百番台の国道が酷道であることは山歩き、滝巡りで重々知ってはいたが、そこに峠越えが加わり1時間17分の走行は体力的より精神的に疲れた。
大見谷ダムはダム湖は小さいながら落差が大きく、それに対する対策なのか大きく湾曲した特異なダムであったが、四国電力関係のダムは堰堤への進入を拒む、ダムカードの発行はメール申請、送付発行に限られており、ダムによる観光化には力が入っていない様である。
千本滝見物
滝見が出来ると喜んでスパイク長靴とストックを用意したが、遊歩道が崩壊してなら年月が経つのか踏み跡すら無くなった状態になっており、時間だけが経過してしまいそうなので滝見は早々に諦めた。
ネットの写真を見る限りでは落差25mの直瀑だったので好きなタイプの滝ではなさそうだった。
本日の徳島県のダム巡り
正木ダム ⇒ 大美谷ダム ⇒ 追立ダム ⇒ 小見野々ダム ⇒ 長安口ダム ⇒ 川口ダム ⇒
福井ダム ⇒ 鳴門市浄水場 ⇒ 北島町浄水場 ⇒ 今切川河口堰 ⇒ 旧吉野川河口堰
本日には頂け無かった大美谷ダムのダムカード。
徳島県那賀郡那賀町木頭名字向山
”大見谷ダム”の上流部にダム湖が展望出来る吊橋があり、
650m下流部には落差25mの ”千本滝”があるが、滝見は断念した。
画像をクリックで少し拡大します。
ダムの諸元等はダムカードの裏側を参照下さい。
”正木ダム”から ”大見谷ダム”への移動は途中で峠越えがあるのだが、百曲がりどころか千曲がりのカーブがあり、直ぐ近くまでを中々到達出来なかった。
道は終始舗装道路だったのでそれだけが救いであった。
駐車地は無かったが、路肩に車を停めて名無しの吊橋に入る。
しっかりとした吊橋で揺れることは少なかった。
吊橋から上流側を見ると逆光であったが、ダム湖の感じは無かった。
吊橋から下流側を見ると、直ぐ近くに ”大見谷ダム”が見えた。
右岸道路を車で走っていると、綺麗な ”吊橋”、
その奥に ”大見谷ダム”が目に入った。
綺麗なデザインの吊橋なので、是非渡ってみたい。
左岸側には水門開閉施設があり、ダム堰堤は大きく湾曲していた。
何の為に? と思うほどダム堰堤は大きく湾曲していた。
ダム堰堤の右岸側はがっちりフェンスが張られており堰堤に入る隙間は無かった。
この写真は魚眼レンズではありません。
ダムを下流側から見ると両側への湾曲と上下にも
軽く湾曲していたので、球面状になっていた。
ダム管理所の高台から見た ”大見谷ダム”の湾曲状態。
堰堤入口はがっちりとフェンスが張られ、進入する隙間は無かった。
ダム管理所は右岸の高台にあったが、無人だった。
ダムカードは ”小見野々ダム”の管理所で頂く様である。
”大見谷ダム”から下流側へ650m、カーナビにも
滝名が出て来たので判り易かった。
これは2020年7月11日、4年前に ”千本滝”を滝見された方の写真。
この時には ”千本滝”の標識があった様であるが、今は無くなっていた。
当時には遊歩道が既に崩壊していたらしい。
”千本滝”の滝見を試みるが・・・
踏み跡は途切れ、下を見ると川岸まで崖だったので、
安全と時間の節約で滝見は断念することにした。
75歳、一人で危険を犯す歳では無かった。
スパイク長靴に履き替え、ストックを持って踏み跡を探す。
4年の歳月で踏み跡は更に薄くなっていたのかも知れない。
足元のツタが良く絡まり、危なくてしょうがない。
四国電力関連のダムカードはメール申し込み、後日、郵送となっており、
現地で直接頂きたいのに邪魔くさい話しである。